愚者、ぼんやりと月へ行く。

好きなものと、嫌いなものと、その他の日常。

絶滅危惧の文化に触れて

日本で今、絶滅に瀕している「あるもの」をご存知ですか?

 

トキ? 違いますね。

うなぎ? それも違う。

ヤマンバ? 最近復活してます。

 

正解は、秘宝館です。

1969年に誕生し、1980年代に最盛期を迎えた性のテーマパーク。日本各地に点在していましたが、その後は観光客の減少、規制等の問題により次々と閉館に追い込まれ、今現在は、熱海にある「熱海秘宝館」を残すのみとなってしまいました。

 

前置が長くなりましたが、今回僕はその熱海秘宝館を訪れてきました。

無くなる前に一度は訪れたいと思っていた場所に、遂に突入してきます。

 

熱海駅からバスで10分ほど。

終点で降り、目の前にある日本一短いロープウェイで山肌を登った、その先に待ち構えているのが、熱海秘宝館です。

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廃墟感漂わせる光景。怪しげな字体で書かれた「秘宝館」の文字。

のっけから如何わしさ満点の秘宝館、期待値は既にマックスです。

 

こちらは入り口。

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おっぱい丸出しの人魚がお出迎え。しかもこれ、動きます。

左端に見切れているのは亀の頭部です。完璧アウトです。

 

残念ながら、この先館内は撮影禁止とのこと。

内部の様子ですが、正直、エロさは殆どありません。むしろ、内容の酷さに笑えてきます(失笑ですが)。無駄に凝られた展示物やアトラクション、エロのテーマパークという文句に偽りなし。

 

エロを求めに来ても駄目。笑いを求めに来ても駄目。

そこにあるのは、文化。かつては日本各所に点在していた、紛れもない文化です。

今ではここを、日本文化遺産に指定して貰いたいとさえ思います。

 

 

約30分の鑑賞を終え、外に出た僕を待っていたのは、こんな光景でした。

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秘宝館の中で見たアレやコレの記憶を全て吹き飛ばす程の、鮮やかな虹。

とてもいい気分のまま、僕は秘宝館を後にしました。

 

 

というわけで、秘宝館がどんな場所だったか、僕は殆ど覚えていません。

内部が気になる、という方は是非、熱海秘宝館へ。無くなってしまう前に。

※虹の保証は出来かねます。