愚者、ぼんやりと月へ行く。

のらくら、いこうよ。

『テアトロコント』を観に行った。

渋谷の新たな笑いの発信地・ユーロスペースで毎月開催されているテアトロコントに初潜入して来た。地蔵中毒以外は初めましてなので、どんなものを見せてくれるのだろうとドキドキ。

 

テアトロコント vol.28

出演:東葛スポーツ、劇団「地蔵中毒」、男性ブランコパーパー

 

1組目は東葛スポーツ。映画「コーラスライン」を下敷きにした、若手俳優のオーディションという設定。んー…なんというか、今ひとつ笑いどころが分からず。時事ネタを取り込んだラップが多用されてて、その切り口は面白いんだけど、それが笑いに繋がるかといえばそうでもなくて。今作は本当に新人俳優を起用してたので、個々の力量のせいもあるのかも知れないけど、僕個人でいえば単純に脚本が合わないだけなのだと思う。

 

2組目は男性ブランコ。これが当たりだった。いくつかの独立したコントに共通点を盛り込んで、全体を一本の物語としてまとめた構成が見事。オチも綺麗で、30分の単独公演を見ているようだった。また、個々のネタの発想やセンスがとても良くて、完全に好みの笑いだった。なかなかこういうタイプのネタやる人久しく見てなかったからなぁ。今後が気になる存在です。

 

3組目はパーパー。正直なところ、パーパーは初めて見たときは全然ダメだったんだけど、最近笑えるようになって来た。ほしのさんの滑舌に慣れて来たのかな。独特な間とワードひと言で笑いをかっさらう手腕は、流石はキングオブコントのファイナリストといったところ。1本目のコントと3本目のコントが面白かった。

 

4組目は地蔵中毒。相変わらずデタラメだったなぁ。笑いの量は全組通じて一番だったように思えた。まあツッコミ不在でボケ続けてるから当たり前っちゃあ当たり前なんだけど、設定選びやワード選びのセンスはやはり素晴らしい。「YouTubeで知らねえ奴が歌ってる星野源」なんて単語出てこないもん。

 

という訳で、男性ブランコ→地蔵中毒→パーパー東葛スポーツの順で面白かったです。笑いには好みがあるからね、あくまでも個人的にです。

初テアトロコント、面白かったんだけど、幕の昇降やらで暗転が長いのがちょっと辛かったな。特に東葛スポーツから男性ブランコの間が長すぎて可哀想だった。あれはどうにかならないもんかね。椅子の座り心地は最高。