愚者、ぼんやりと月へ行く。

のらくら、いこうよ。

ゆるい、ということ。

本日は、ツイッターでたまたま見かけた、ゆるふ酒というナンセンスコントグループのコント公演『ねてもさめても』を観に行ってきました。

流れてくる評判も良く、期待して観に行ったのですが、個人的にはうーん…。笑える部分もあったんだけど、全体としてはあまり笑えなかった。好みの問題だろうか。

そのユニット名が表す通り、ゆるい空気感が作風というか持ち味なんだろうけど、例えば、間が冗長だとか、台詞が棒読みとか、そういうのを肯定的に捉えた表現としての「ゆるい」になってしまっているような気がして、そうじゃないと。ゆるいってのはもっと、しっかりと作り込んだ上で滲み出るものなんじゃなかろうかと、思うわけでして。

ゆるいと形容される芸人さんも、ネタの構成がしっかりしてたり、そのテンポだからこそ面白い事をやってたりするから、あくまでもゆるいっていうのは後付けの形容詞なんだよね。ハナからゆるさを目指して生まれる笑いってのはあんまりないんじゃないかな。この人たちも、ゆるく、というか、淡々と展開していくスタイルが面白いと思ってやってるんだろうから、そこを非難しようとは思わないけど、その道はなかなか険しいぞと思う。

 

あと、これは余談なんだけど、スタジオ空洞はコントには向いてないと思う。何度か空洞でコント公演見てるけど、正直言って面白くなかった印象が強い。ちゃんとセット的なものをつくるならともかく、素舞台でやるにはあそこはだだっ広すぎる。空間に余白が多いと、目の前の会話に集中しづらいからね。今後あそこでやろうとしている方は気をつけて欲しい、マジで。