愚者、ぼんやりと月へ行く。

のらくら、いこうよ。

センチメンタルな旅のおわり、その回顧録。

guizillen『センチメンタル・ジャーニーズ』無事に全公演が終演しました。ご来場くださったお客様方、Bチームの皆様、Aチームの皆様、スタッフの皆様、全ての方々に改めて惜しみない感謝を。本当にありがとうございました。

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終演して数日が経ちましたが、時間が経てば経つほど、物凄い公演に参加していたんだなぁという実感が湧き上がってきてます。Twitterのタイムラインが感想ツイートで埋まるなんて初めての経験だったし、今でも誰かが『センチメンタル・ジャーニーズ』の事を呟いていたりして、本当にこの作品は愛されているなぁと嬉しくなりますし、改めてguizillenは愛されてるなぁと、羨ましく思います。

 

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僕個人としてはまず、出たいなと思っていた劇団の公演に参加することが出来て良かった。guizillenと出会ったのは去年のこの時期ぐらいでしたかね。『ギジレン歌劇団』という、ただただイカれたバカ騒ぎを2時間強、キッツキツの客席で観させられて「なんてヤバい劇団なんだ。出たい」とWSオーディションに応募したのがきっかけでした。

正直オーディションに行くのなんて1年振りぐらいだったし、それまで受けては落ちを繰り返してたので、どうせまた受かんねーだろーから稽古場でどんな事やってんのか覗いて良いとこあったらパクってやろ!的な軽い気持ちで行ったらまさかの合格。世の中捨てたもんじゃないっすね。

いざ顔合わせにいったら歴戦の猛者ばかりで震え上がりましたが、なんとか食いつきしがみ付いてやってこれたとは思ってます。今年はこの公演の為に過ごして来たんだな、といっても過言ではないぐらい、本当に有意義な時間を過ごせました。

 

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クトゥルフ緑のオカマ、そして峠のショ。

とても素敵な役をいただきました。

ショに関しては、最初こそこれはどうすりゃいいんだ…?と悩みました(30秒ぐらい)が、「ええぃ、ままよ!」とやってみたら案外それが受け入れられたので、困った時はとりあえず全力でやってみる、っていうのは大切だなと改めて感じましたね。

オカマよりもショが愛されてしまった事に関しては正直複雑な気持ちですが、まぁ別に役柄的には表裏一体だし、とりあえずやっていて楽しかったから良しとしましょう。元ネタ全然知らないけど。え、ペダス(自主規制)

 

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リップシンク、楽しかったなぁ。

劇中で好きなシーンや台詞はそれこそ山ほどありますが、真面目なところだとタケルの「私、自分の名前好きになったよ」です。この台詞が緑のオカマ・茂夫を救う言葉でもあるからですね。自分の名前へのコンプレックスという共通の悩みがふたりを繋ぐ要素であると思ってました。ラストシーン、その台詞の後にタケルと目が合う時があるんですが、毎回目が潤んでましたね。

他に好きな台詞は、「ひとりぼっちなのかい?・・・僕もだ」「だんまりね、クソッタレ」「超スペック」「ほら先生脚フェチだから」「むちゃくちゃ言うやんけ」「この娘のお腹には、悪魔の子が宿っているのだ!」「最低だ・・・」「もっと強いやつのお出ましってわけ?勘弁してよー!」「それから色々あって彼女は剣に」「でけません!」「私は私に誇りを持ってる!」「ぶぶ漬け、食らわしたろか?」「レンタカーだ!」「歌がジャミングになっているのか・・・!」「身も蓋もない事を言うな!」「後ろの方にスペースが空いてるぜ?ついてきな!」「大人がやるとキツいものがあるね!」「走馬灯かもしれん」「ベホマか・・・」etc...、挙げ切れませんね。

 

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先生との日替わりシーン。(写真のちょっと前)

ここがやっていて一番楽しかったし、しんどかった。(笑)ネジマキトカゲでは毎度やってるような事なんですが、やっぱり客演先だと非常に緊張するもんですね。先生役の弦ちゃん(林弦太くん)と毎回「今日は良かったね」「あれはダメだったな」「こうだと伝わらないからああしようか」みたいな会話をしていて、あぁ俺いま舞台やってんなぁって感じてました。生の演劇ならではの面白さがあの瞬間にあって、舞台上でそれを感じる事が出来たのが嬉しかったなぁ。

 

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ゲスト・吉成さん回。吉成豊さんという規格外の怪優(リスペクトを込めて)とほんの少しですが絡めて楽しかった。久々に舞台上でキスされたなぁ。普段、客席から観てた時はとても怖そうな人だなと思ってましたが、とても優しい人でした。

 

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ゲスト・どんみく回。どんちゃん宮下真実さん)とみくにん(井本みくにさん)で、どんみく。ふたりとも可愛らしい女の子で、お芝居も上手い。彼女達とも一瞬でしたが絡めて良かった。そして前説&シークレットゲストの篠原正明さん。この人の圧倒的な存在感と溢れ出るパワーには笑いと共に感動すら覚える。袖でずっと声抑えて笑ってました。「俺の背中に乗れぇぇ!!!」最高。

 

思い出話は尽きませんが、今聴いているSALUの『In My Life』にも、《二度目は無いlife / 後ろは変わらない / 前を見な》とあるので、自分からセンチメンタル・ジャーニーズの話をするのは、このブログを書いてお終いにしよっかなと思います。(人がする分には構いませんしガンガン乗っかります)(みんな年内ぐらいは引きずって貰って構わないからね?)

今年最後にこの舞台に出演できたこと、本当に良かったです。自分の長所と短所、両方と向き合えた数ヶ月でした。もっともっと精進します。

色々思うことはあれど、最後に思うことはこれですかね。

 

guizillen、また出たいなぁ。

 

それじゃ、また。